デルフィンゲンは当初、家族経営の会社として発足しました。持ち株制度の継続性を保障するため、さまざまな手段を講じております。このため、株主やパートナーがより多くの企業利益を確保できるよう決定に参加できる仕組み、効果的かつ恒常的に企業を監視できる方策を取っています。
大株主はデルフィンゲンの設立者であるストレット・ファミリーで、直接的もしくは間接的に、議決権の3分の2の票数を有しています。ジェラルド・ストレイトは取締役会の会長であり、マネージング・ディレクターとして事業の運営管理を行っています。
取締役会は、グループの戦略的な方向付けを決定し、役員会による執行を監視しています。証券取引所への上場以来、ストレット・ファミリーは、独立した第三者を役員に迎え、取締役会をより開かれたものにすることを希望しておりました。
キャリアや経験の異なる役員の参加によって、取締役会ではより豊かな議論、実のある交流が実現しています。
ストレイト家は取締役会に1議席を保有しており、取締役会は他の5名の取締役で構成されていますが、そのうち4名は金融庁のガバナンス・コードで定義されている独立性を有しています。執行委員会は、取締役会の1議席を代表しています。
執行委員会は、運営管理および機能管理の両方を含みます。役員会では取締役会で決定された戦略プロジェクトの先導、財務・業務目標の決定、優先事項の決定、資源の割り当てを行っています。
また、役員会では、環境の変化に応じて組織の歩調を合わせるようにしています。